1ROMカップ大会運営総括

はじめに

先日は1ROMカップたくさんのご参加ありがとうございました。また、リツイートなどで大会告知を宣伝してくださった方、参加せずとも事前考察してくださっていた方、たくさんの方が少しずつ関わってくださったおかげで大会を運営することができました。ありがとうございました。

本記事は大会で使用されたポケモンやパーティのまとめと、運営に関しての振り返りの記事となっております。

使用ポケモン集計結果

※使用数2以上を紹介します
KP 2
サザンドラ ギャラドス クチート
カクレオン ゴチルゼル チャーレム
エーフィ エルフーン ゴチルゼル
ワルビアル トリトドン アグノム

KP 3
メタグロス

KP 4
サーナイト     クロバット ブルンゲル

KP 5
ニンフィア

KP 6
バクーダ サマヨール

KP 9
カポエラー

いかく、フェイント、猫騙しにワードガードとなんでもこなすカポエラーが使用率1位。

かねてよりトップメタと予想されたトリルエースのメガ枠バクーダと、耐久力お化けの安定したトリックルーマーサマヨールが同率2位。バクーダデリバードと組み合わせたツボ型もいた模様。

以下、4位にトリプルの王ニンフィア、同率5位に器用で素早く猫騙しで止まらないクロバット、封印でハイボやトリルを止めつつ火力も出せるサーナイト、トリル役と範囲アタッカーを兼ねられるブルンゲルが続いた。

出場パーティ一覧

掲載許可いただいた出場者のパーティを紹介します。
※掲載順はアンケート回答順
schunさん

あおいさん

ベルさん

クルトさん

あらずぃおさん

かふぇらてさん

ひろさん

【ORASトリプル】海老焼ブイズ【1ROMカップ5位】 - 広義ブイズ研究委員会

Doveさん

【トリプル1ROMカップ】極低作成難易度サーナイトスタン【3勝1敗】 - 鳩の書簡 〜ネイティオ使いの活動記録〜

リッチまつりさん

あかねびさん

ぽんぽこ!さん

しげる(TN:ちゃんりな)さん

JJ(ハスミ)さん

マダツボミ.comさん

【1ROM杯】通信進化不可パーティ~孤独が俺を強くする~ - マダツボミのいえき


キュアゴリラさん

餅田コシヒカリさん

ていじゅ

マダツボミ.comさんと餅田コシヒカリさんはトレーナーカードの名前も文字数上限の問題でカードのお名前が見切れております。申し訳ございません。

大会運営の振り返り

期日と申し込み期間

○申し込み期間を1ヶ月ほどとった。パーティ準備や考察の時間もとれていたし、かといって長過ぎることもなかったと思う。制限ルールの告知から募集期間は3~4週間くらいでちょうどいいのではないか。
○たまたま他の個人戦の大会がない時期だったので、たくさんの方に参加して頂けた。
●日曜夜は明日から仕事や学校の人が多い。今回は22時頃終わったが、試合数が増える大会になるなら別の日時設定が参加しやすそう。
●トリプル界隈のイベントしか考えていなかったが、WCSのDay4と思い切りかぶった。ポケモン界隈全体にアンテナを張るべし。
スイスドロー形式で締め切りを前日に設定する意味をあまり感じなかった。直前までエントリー可にして門戸を広げて良さそう。

対戦ルールや大会形式に関して

○1ROMのみで作成可能なパーティという制限が狭すぎず、広すぎずでちょうど良かった。
スイスドロー形式で行うことで、手間暇かけて作った大会用パーティでの試合数を確保することができた。
●告知後に使用可能ポケモンや使用不可のタマゴ技の一覧を作るなど、後出し情報が多くなってしまった。下調べ大事。

Tonamelでの開催について

○組み合わせの自動作成、オポネント含めた大会結果の自動計算などとてもありがたかった。
○覆面トレーナーの参戦、(結果的にいなかったが)ゲスト登録によるアカウントなしでの参加など、TwitterやDiscord等での運営とは違った特色を出せる。
●事前登録やチェックイン、組み合わせ決定からの対戦相手とのコンタクトのとりかたなど、説明不足で参加者に手間取らせてしまった部分があった。仕様を説明している外部リンクの紹介などがあると親切だったと思う。

その他

●大会進行用の配信があると、参加者との相互のやりとりがしやすく、エントリーはできなかったけど大会に興味をもってくれていた人も臨場感を楽しめた。決勝のBV鑑賞も絶対盛り上がる。
●主催がでしゃばって環境予想とかすべきでなかった。隠し玉でラグラージ使おうとしてた人からも強いけどラグラージ重いポケモン使おうとしてた人からも怒られた。

大会の目的は達成できたか

今大会は
①1ロムのみで組めるパーティの可能性を探り、新規勢のトリプル参入へのハードルを下げること
②これまでやってきた人にも新しく始めた人にも一層トリプルバトルに親しんでもらうこと
を目的としました。

①はぶっちゃけこの大会が直接的に新規参入のハードルを下げるとは思っていません。交換希望のある人のところにほしいポケモンが届く環境を整えるのが一番です。

一方で、一部でTwitterをしていないトリプル勢の目撃情報や、持っていないポケモンの交換募集を消極的に捉える人の声も届きます。

今回の大会はそんな人がネットで活動しているトリプル勢とつながるきっかけになってほしいという思いで運営しました。

結果的にTwitter外からの参加はありせんでした。しかし、これからもトリプルバトルが誰もが楽しめる開かれたコンテンツであることを願っています。

目的②については自分で言うのもなんですが、成功といえるのではないでしょうか。

今回初めての大会参加というコメントを頂いた方が3名いらっしゃいました。コメントには書いてなかったけど初参加という方もいらっしゃったように思われます。

一方で平成勢の参加もありました。謎の覆面トレーナーとしての参加はいい意味で古のネットのノリを彷彿とさせ、そのまま優勝をかっさらう形で盛り上げて頂きました。

新規と古参、両方の参加があったからこそ、今大会が皆さんに楽しんで頂けて無事に終われたと思います。両者が混在するのは今のトリプル界隈の居心地の良さにあると思います。これは大変貴重な文化で、大切にすべきものです。自分もその担い手の一人今後も活動します。

最後になりますが、参加者の皆さん、そしてトリプル界隈全体のますますの発展を願って、結びの挨拶といたします。


画像引用元
トレーナーカードジェネレーター様